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WSSまとめ。

2005年01月10日 07:35

無事に全公演終了ということで。
3回観た雑感をまとめてみました。
いつものことですがとてつもなく長い上に、
事実と異なった妄想もかなり入っている気がするので(笑)、
お読みになる皆さんはその辺りご留意下さい。


私が観に行ったのは

1. 12/11(夜の部)立見(下手側端)
2. 12/18(夜の部)立見(中央寄りの下手側)
3. 1/8 (夜の部)1階最後列(中央寄りの下手側)


でした。
以後レポ中に「1の時」とか数字入っているのは上の通りということで…。

=会場&座席編=

どの席にも共通して言えることは下手側ということと
前方を遮るものが一切ない上に全体が隈なく観れるし
思ったよりも距離感を感じず意外といい席だったなあということ。
正直大阪の席が分かった時は
「前のめりし放題席」とか強がりながらも結構落ち込んだのですが(笑)、
実際全く前にのめらずに済みました。

ただね、青山の時も大阪の時も客席が暗くなってからも喋る人がいて
それだけはちょっと勘弁!と思いました…。
大阪の時なんて隣の方達が暗くなってオケの指揮者が出てきても
キャストが登場し出してもまだ喋っていて、
そこまではまあ我慢できたのですがその方々のお目当てさんが出てきた瞬間に
「か~っこいい…っ!」と口々に叫んだ(囁き声ではあったけど)ので
そこでプチンと切れてしまい速攻注意してしまいました…(苦笑)。
幸い逆ギレされることもなく以後沈黙を守ってくださる方々だったので良かったですが、
雰囲気台無しなので本当に話し声だけはやめて頂きたいものです。
ってここに書いてもどうだよって話ですが(ゴメンナサイ)。

さて、気を取り直して、
今回は東京・大阪両方行くことができたので会場の違いも楽しめて良かったです。
音響は青山劇場は割とダイレクトに聞こえてくる反面、
大阪厚生年金会館は少々こもっている感じでそれだけでだいぶ違う感じを受けました。
オケのこともあって音響に関しては個人的には大阪の方が好みでした。

あと舞台装置の都合上変わっている場面もあって、
アニタがジェッツにひどい目に合わされて立ち去った後で
トニーとドクが地下室で会話するシーンは
青山では地下室のセットが下からグイーンとせり上がってきて、
ドクが退場する時もセットごと下へウイーンと降りていっていたのに対し、
大阪では下手側に普通にトニーがいて、ドクがスタスタ歩いて移動して会話、
会話が終わるとそこだけ暗くなってトニーが舞台中央へ移動した後、
ドクは普通に下手袖へ歩いて退場していたので面白かった。

昨日は休憩中にこの日記を携帯からちょこっと更新しましたが、
もうちょっと書こうかな~と思ってた直後に係員の見回りのお姉さんが
携帯使用&飲食禁止のアナウンスに来たので慌てて電源切りました。
その後も30秒ごとぐらいに2人程お姉さんが巡回してきたのでかなりビックリした。
飲食はともかく休憩中なら携帯はいいんじゃないかなーと思ったのですが、
もしかしたら二幕に入って電源切り忘れる人がいるから
その対策なんでしょうか?すごく徹底してましたね。
そのお陰か二幕で着信音が鳴ることもなくて良かったですが。ビックリした~(笑)。


=キャスト編=

それぞれの皆さんについて感じたことを正直に。
基本的には前半ダメ出しで後半で上げる感じです(笑)。
皆さん段々良くなっていくのでそうならざるを得ないというか。
前半は相当辛口かもしれませんが思いっきり(ほんとにかなり)私見ですし、
戯言だと思って余り気にしないようにして下さい。
これでも皆様への愛はかなりあるつもりです、はい。


トニー(櫻井さん)

観劇前に風間さんの次に気になったのがこの方です。
相方の担当だったからというのも大きいですが
やっぱり舞台初挑戦で2ヶ月の稽古期間しかないのに主役というのが
純粋にすごいよなあ…、これって、と思ったので。
しかもトニーって歌中心の役だけど
私の貧困なイメージでは櫻井さん=ラップだったりして、
まともに歌ってるのって聞いたことないような…。
というわけで、かなり覚悟して観に行っちゃいました、スミマセン。

そしたら、これが思ったよりは全然良くて。
なかなか腹式呼吸っぽい歌声でした。「っぽい」は付いてしまいますが。←おい
そして私は櫻井さんの声質ってかなり好みらしいです。
高音になるとお腹で支えきれなくて震えてきたり
無理に喉から絞り出してるのが分かるので流石にツラいですけど
中音域辺りはちょっとぽやーんとなりました(笑)。
そうそう、『Something’s Coming』は好きでした。
仕事中でも頭の中で回ったもんな…。
もっと鍛えれば武器になるんじゃないかな、あの声…。

でも実は歌で気になったのは音程よりもリズム感で。
若者のはやる気持ちを表すのにはいいのかもしれませんが
緊張しているからなのか曲が進むにつれて
どんどん速くなってく傾向があるんですね。
だんだんオケの伴奏とズレズレになっていくのでそこは気になりました。
櫻井さん落ち着いて~!と叫びたくなることが多々。

だけど、そうした技術面云々はさておき、初舞台の初々しさからか、
1の時は体全体から「僕、純粋なんです!」オーラがキラキラッと出ていてとても眩しかったです。
汚れた私が帰りには少し清らかな気持ちになれたような気がしましたよ(笑)。
ああ、今回のトニー役に求められていたのはこれなんだなと思いました。
それが2の時には「恋する歓び」に「恋する切なさ」が加わっていて胸がキュッとなり(笑)、
3の時にはリフが死んでベルナルドを殺してしまった後の
「何てことをしてしまったんだ俺は…!」的な悲壮感がすごく出ていて。
公演が進むにつれて確かに段々疲れてきていて声は出なくなってるかなと思いましたが、
トニーの気持ちといった面では確実に進化している櫻井さんを実感できて良かったです。


リフ(大野さん)

舞台経験多い大野さんはお芝居になると人が変わる
というようなこともよく聞いてはいたものの、
私自身は1度も生で観たことがなかったので
こちらもどうなのかな~と楽しみにして見に行きました。
でも1の時は正直千野さんばかり見ていたからというのもあったけれど、
ほとんど私の印象には残りませんでした。
何でだろうなと考えたのですが多分、
舞台経験が浅い櫻井さんとか松本さんとかのフレッシュさに目が行ってしまい、
歌も踊りも演技もソツなくこなす大野さんがあまり目立たなかったからかなーと。
それにある程度経験や技術がある人って公演初期は
どうもオーソドックスな(というか無難な)形に仕上げてくる感じがするんですよ。
悪くないんだけどその代わり突出して良い面もないんですね。
批判もされないけど賞賛もされない程度の、
まあ初期だからあまり冒険しないでこのぐらいで様子を見ておこうかなあ
という演技者としての勘のようなものが感じられたような気がしたんです。
(あくまで「気」なので違ってたらごめんなさい。)
後から大野さんファンの方々の感想など読んでみたのですが、
「彼ならもっとできるはず」というご意見が多くてなるほどなと思いました。

私もWSSについてはそれほど知識がないので聞きかじりなんですけど、
この演目ってあんまり役に味付けしてはいけないそうですね。
アドリブもダメだし、決められた線を越えてはダメというか、
役を自分に近づけるのではなく役に自分が近づいていく方式でないといけないみたいな。
だからそれを忠実に守っていらっしゃったからなのかなあ、
確かに目の前には「リフ」がいるんだけど、すごく無色透明な感じがしたんですよ。
それでWSSのリフとしては成功なのかもしれませんね。
でも、大野さんじゃなくちゃダメだっていう気もしなかった。
WSSにたとえそういう枷があったとしても、
「その人なりの『リフ』」というものは表れてもいい、
いえ、表れてこなくちゃいけないんじゃないかな、と。
そうでなければずっと同じ役者さんでやってけばいいわけですから。
リーダーとしての存在感といった意味でもこの時点ではまだ足りないかなという印象。

ところが、2の時になるとまだ1週間しか経ってないのに
めきめきリーダー度がアップしていてビックリしました。
具体的に何がどう変わっていたのかちょっと分からないんですけどね。
大野さん自身からリーダーとしての自信というか風格が出てきていました。
そして3の時は大野さん個体としてではなく
『Jets全体』として「この人がリーダー」オーラがすごかったです。
公演が進むにつれてJetsのダンス、どんどんキレが良くなって揃ってきて、
そのせいもあるんでしょうけどこんなに変わってくるもんかなと思いました。
あと、トニーとのシーンは弟分的演技が段々しっくりくるようになったなあと。
ダンスパーティーに来いと説得(というかお願い(笑))しているところは可愛かったなあ。

それに歌はやっぱり男性陣では1番安心して聴けました。
『Cool』カッコよかったなあ~。
ダンスのことは5年もJr.の1人の担当をしているくせに
実はよく分かってない(あんま踊らんしあの人と言い訳してみる)のですが、
あれって相当難しいんですよね、きっと。
でもこちらにはそんなにツラそうに見えないところがすごいです。


ベルナルド(松本さん)

申し訳ありません。先にお詫びしておきます。
大抵いつもすぐ横に千野さん(担当)がいたため、なかなか目が行きませんでした…。
だからちょっと短めになってしまいます。ほんとにゴメンナサイ。
とはいえ映画版で1番惚れたのがベルナルドなのですごい期待してました。
で。やはり最初は髪型にビックリした。←お約束
事前にスポーツ新聞で千野さんのボンバーヘッドを見て
きっとこれに敵う者はいないだろうな…と思っていたのですが甘かった(笑)。
記者会見とかでも見ていたはずなのにどうしてこんなビックリしちゃったんだろう私は。
それに加えてあの眼力ですから。すごいね。
Sharksの『リーダー』っていうより
『ヘッド(「頭」とかいて「かしら」と読む)』って感じでした(笑)。
風間が雑誌で
「潤くんとは同い年だけど先輩だからとか関係なく何故か敬語で話してしまう」
とか言ってましたが、そうだろうね…。だってキミら同い年には見え(略)。

話を松本さんに戻して、気になったところがどこかと言ったら、

1の時はアレです、エロが足りねえ!(笑)

私はベルナルドと言ったら「エロ担当」だと勝手に思っていたので
その辺もだいぶ期待して行ったんです。←間違ってる…?
でも2の時にはエロ部分がパワーアップしていて大満足でした(笑)。
あのー、1の『Mambo!』の時って千野さんしか目に入らなかったんですけど、
2では千野さん観てたにも関わらずそのすぐ前の
ベルナルドとアニタの濃厚シーンに目が行かざるを得ませんでしたからね。
「何やっとんだキミラはーっ!」と叫びそうになりました(笑)。

ただ1の時も2の時も気になったのは松本さんの声。ちょっと舌ったらずで、甘い。
ファンの方で松本さんの声が好きと言う方も多いと思います。溶けそうですよね。
普段の松本さんならばそれが魅力になると思うのですが、
ベルナルドにしては少し幼く聞こえるところがあるかなー…って。
でもアニタとのラブラブシーンではその甘さが強みになってるしなあ、
「エトセトラ、エトセトラ」とか(笑)。毎回すごく楽しみでしたし。

3の時はその辺あまり気にならなくなっていたし、
差別される側の人間の怒りや哀しみも回を追う毎に増しているように思いました。
虐げられても、というか虐げられる程「折れるものか」と気を張っている、
毅然としたリーダーの姿がそこにあった。
惜しむらくは、ベルナルドの度量の大きさ(余裕みたいなもの)が
もっと感じられると良かったなあと思います。

そんなこと言いながら相方と私は
松本さんのベルナルドにメロメロになって帰ってきて
本屋で2人で『MOVE』(だっけかな)を見て
「素敵…」とか目をハートにしていたりしたことは内緒です。


ちなみに相方も私もそれまでは松本さんは全くの範疇外でした。不思議なもんですね(笑)。
しかも全然短めの感想ではなくなってるし。ダメだこりゃ。


アクション(生田さん)

やっとJr.のレポまで来た。長かった…(笑)。
ええと、生田さんについては期待が大きいだけに
前半本当に辛目感想なので(ほんとに前半だけ)、
そういうのがダメな方は褒めちぎってある(笑)後半だけ読んで下さい。

さて、生田さんですが、聞いてはいたものの本当に出ずっぱりでしたね。
実はトニーの次にオイシイ役なのではないだろうかと思うぐらい。
そうですね、生田さんは私、舞台ではいつもがなり声がかなり気になってて、
それだけが心配だったりしたんですが、
今回は役がそういう役なのでそれに助けられていることもあってか、
あまり気になりませんでした。

でも生田さんに関しては感想がちょっと大野さんとカブるんですよね。
つまり、1の時、あれだけの出番にも関わらず、
やはり私の中で生田さんのアクションに対しては特に感想が、なくて…(ゴメンナサイ)。
やっぱりどれもソツなくこなしていて可も不可もない感じ。

観劇前の風間との雑誌(演劇誌)対談で
お互いのタイプの違いについて話している記事があって、
それを読んで生田は予習も復習も完璧にしないと気が済まない
かなり『優等生』なタイプだなと思ったんですけど
それがすごく良く分かる感じがしました。
どうもとりあえずの基準点としての『ノーマルアクション』だった気がしてね。
何か枠を出ない感じ。出たらいけないかもしれないしそれで正解なのかもわかんないけど。
他の出演者に比べて経験豊富なのでもっと幅が出せるんじゃないか
と、どうしても期待してしまうので点が辛目になっちゃうのは否めませんが(苦笑)。

でもですよ、やはりそれだけで終わる人ではなかった。
次の2の時の『Gee, Officer Krupke』は圧巻でしたね。すごく堂々としてたんで。
1ナンバーを任せられるのって結構プレッシャーだと思うのですが、
自分のことだけではなく見事にJetsを引っ張っていました。
何だろう、この堂々っぷりは…。
しかもこの曲の中だけでだいぶ表情がコミカルにくるくると変わるのに
それも難なくこなしているのでダテに今年舞台を4つもやってないよなと思った(笑)。
個人的にはAラブの足元に縋り付いてる時の表情が1番好きです。
何か従順なペットみたいで。確かに「いい子」だわ…(笑)。
あとすごいのはあの寄り目。
どうやったらあんな寄り目ができるのか教えてもらいたいものです。
殴られる度に壊れていく表情も微妙に加減が計算されているのもすごいところ。

でも今回の生田さんで私が1番評価したいのは、
セリフや動作の上だけではなく、
アクションという人物の背景にまで迫った演技をしていたことです。
あの人すごく研究してると思います。
って私は全然分かってないので自分でも何をエラそうに書いてんだか、ですが。

具体的にそれを感じたのが2の時の、
「それがこの世さ、ドク」というセリフです。
ここのところ、1の時はあまり記憶にないのですが、
確か吐き捨てるような言い方だったかな~、違ってたらゴメンナサイ。
それがただ怒ってるだけって感じだったから多分印象に残ってないのだと思うんですが。
でも2の時は怒りだけじゃなく、
諦観して更にそれを自嘲しているような表現をしていたので、
こちらの胸にこの一言がぽとん、と落ちてきたんです。
「ズシン」でもなく「ザクッ」でもなく「ぽとん」って。その加減が絶妙でした。

残念ながら3の時のこのセリフはもっとアッサリしちゃってて
ちょっと肩透かしくらった気分でしたが(笑)、
生田さんは今回これがマイベスト。

ただやっぱ今回かなりオイシイ役でしたから
このぐらいは魅せて下さらないとね(はあと)
とか鬼発言してみる(笑)。←ほんと何様ですか…。
いや…、冗談はともかく、いいもん見せて頂きました。ありがとうございました。


チノ(風間さん)

困ったな。担当ってどうも客観的に見られなくて…(苦笑)。
ただ言えることは風間さんは上で書いた大野さんや生田さんとは
やっぱり逆のタイプっぽいなということでしょうか。
どちらがいいとか悪いとか言うことではなくて。
大野さんとか生田さんの演技って、多分ですが、
優等生的で無難なだけに万人に広く満遍なく受け入れられるタイプかなと。

逆に風間さんは結構クセがあるので見る人によって
ものすごく好き嫌いが分かれるタイプの演技なんだろうな
と今回特に実感したわけです。や、…私は好きだけどもね(笑)。
ぶっちゃけ、「や、やり過ぎじゃないですかね、それは…」ってところが、
なかったとはいえないわけで。ていうか、あった。ううっ(苦悩)。
『クラウディア』終了後しばらくはだいぶクサさが抜けたかな
と安堵していたのですが、ちょっと戻ってきちゃった…のかな?
とか思っちゃったりなんかしちゃったりして☆ ←とりあえず☆つけとけ

だけどなあ。チノ。やっぱ難しいよね。
ダンスや歌を免除されている代わりにというわけではないですが
セリフがあまりなくて表情だけで表現して尚且つ存在感も出さなくてはいけない
っていうのはなかなかハードル高いかと…。
そういう意味では『クラウディア』の龍の子でも体験済みですがあの時よりも更にセリフがない。
だから余計に表現しようとし過ぎてクサめになっちゃうのかもねっ(ということにしておきたい)。
そういう役ってやりがいあって光栄なことかもしれないけど
今年はこんな役ばっかりで大変だなあとつくづく思ってしまった…(笑)。

それは分かっていてこういうことを書くのも酷な話でしょうが、
存在感、もっと欲しいですね。
でしゃばれ、と言っているわけではなくて、
表情を作り過ぎず(やり過ぎず)に、あくまで役の範疇内で。
すごく難しいことを要求しているのは分かっています…。
相方にも「担当にはキビしいんだね…」と言われましたし。

うーん、でも、『クラウディア』の時にもね、風間担としてはやっぱり、
龍の子の存在感すごかったな~って人多かったと思うんですよ、私も思ったし。
でもそれって、ファンじゃない人にとってもそうだったのかな
ってちょっと疑問だったんです。
確かに登場シーンとか派手だったし風間もすごい気迫だったんだけど、
何か客席全体に「おおっ」って感じが足りなかったかなって。
うん…、私だいぶ無理言ってますね。
そんなん相当年季が入った役者さんでも難しいっていうのに
本格的に演技始めてまだ5年やそこらの人にこんなこと言うの無茶ですよ。
でも最終的にはそういうとこまで行って欲しいなあ。
もちろん今すぐとは言わないので。ウン十年後には(笑)。

WSSに話を戻しますが、ここからはぐっと上げます。
ナンダカンダ言って私は風間さんの演技好きですからー(笑)。←バカ
今回風間さんのチノがどう変わっていくのか観たかったので
敢えて日にちのあいた3公演を取ってみたのですが、
1→2→3になるにつれ、何だかチノの男臭さが上がってるような気がしました(笑)。

1とか2の時は無難に大人しい、いい人の千野さんでただひたすら可哀想でしたね。
ブライダルショップとかダンスパーティーでは
すごく眩しそうに目を細めて(もともと細いけど)マリアを見ていて、
何だか本当にめまいがしてきましたもん…(笑)。
ベタ惚れだってのはもう分かったからっ!と言いたくなるぐらい(笑)。
それなのにマリアは弟のようにしか思っていないようで
チノもかなり可愛らしい感じなので余計に彼の純粋さが際立っていた分、
ラストがもう哀れで仕方ありませんでした。

ところがね、3の時には2から3週間経ってるわけですが
その間に何があったのか、チノがもうちょっと大人になってたような…。
マリアを見つめる様子もまあデレデレなんですが前程じゃないなって。
相変わらず大好きなのは分かるけどもっと包容力がある感じ?なのかな。
ダンスパーティーのところでも1とか2の時はベルナルドに命じられたから
マリアの前に手を出して制止してるっぽかったのですが、
それが3ではお目付け役だからというわけではなく、
大切なマリアを男として守りたいからって気持ちが
その凛々しい表情だとか腕の出し方からもすごーく伝わってきたんですよ。
マリアの前に腕を出す回数自体も増えていたように思えました。

そして、マリアに対してだけじゃなく、男臭くなっているというのは、
Jetsやシュランク警部捕に対する態度も何かもっとギラギラした感じになってた。
前はふてくされたような無表情でもっと温度低かったのに、
今回は顎がより一層上がってて、
表情も無表情な中にも何かグツグツ煮えてるぞって思わせるものでした。
フラストレーションが溜まってて
「ああ、この人近い内に絶対何かやらかす」
って、傍から見ても分かってしまうような。

で。どっちのチノも私は好きなのですが。
この公演のパンフレットで風間さんは、
いつもなら役を自分に引っ張ってくる作業が多いけど
今回は自分から役に近づいていく感じって言ってるんですね。

これ、ああ、珍しいなって思ったんですよ。
その前に出てる演劇雑誌なんかではやっぱり
「役を自分に引っ張ってくるぐらいの気持ちで行きたい」
って言ってて、全く逆だったりしたので…(笑)。

それで思ったのが、1とか2のチノは多分、
「自分を役に近づけていく作業」をした上でのチノなんじゃないかなと。
マリアのことが大好きで、でも弟ぐらいにしか思われてなくて
それでも彼女が傍にいてくれるならそれでいいという気持ちでいる平凡な「恋する男」。
比較的大人しいノーマルな人だったのに、
抗えない力に巻き込まれてついついトニーを撃っちゃったけど
大変なことしちゃって青ざめちゃうような気の優しい人。

そして3のチノは…、
風間チノだと思います(笑)。
役を自分に引き寄せた結果のチノっぽい。
これはお会いした風間担のお友達とも意見が合いました。

結構強気で男気出してて激しくていかにも何かやらかしそう。
ついでに言えば『Mambo!』のダンスのキレも全然違うんですよ(笑)。
シャカリキだったのがシャキシャキになっていた(笑)。
うーん、確かに1・2のチノの可愛らしさは風間のキャラではないよね…(笑)。←おい
いつ頃からこっちのチノに変わっていたのか分かりませんが。
私はてっきり大阪からかなと思ってましたけど
もしかして青山の後半辺りからそうだったのかな?どうなんだろう。

しかしパンフでは1・2のチノじゃないとみたいなことを
演出家さんに言われているようでしたが、良かったんでしょうか(笑)。
話し合いがあって変更されているのなら別にいいんですけど。
されてるよね、きっと、うん(笑)。

怒られるのを承知で書けば、
WSSのチノとしては1・2の方が正解なのかもしれないけれど、
私個人の好みとしては3のが好きだなあ。やっぱ風間担だから(笑)。
役者さんはどんな役でもこなせないといけないと思いますが、
向き不向きでいったら風間さんって、
心の強い役柄の方が断然魅力的ですもん。
そういう意味では3回の観劇の最後にいいもの見れて良かったなと思います。


おまけ(まだあるんかい)→3回目見て訂正&気になったところ

・PrologueでJetsの子を威嚇するところ。

 相当タコ口ですごい顔だった…(笑)。

・ベルナルドが死んでアクションにボコボコに殴られてから、
 ヨタヨタになってベルナルドに近づいていくところ、
 遺体に蹴躓いて気付いたみたいに書いちゃったけど間違いでした。
 最初から近づこうとしてるのにボロボロだから
 上手く歩けずに蹴躓いちゃったのだから全然違うよ…。スミマセン。
 そしてある方からメールを頂いたのですが
 この時やっぱりちゃんと「ナルド…」って言ってるみたいです。

とりあえずはここまで。
本当は女性陣を先に書くべきでしたが
力尽きない内に風間さん感想書きたかったので
こんな順番になってしまいました。ゴメンナサイ。
女性陣と東新さん、翔央くん、あとオケについてと
ちょっとしたまとめはまた今度必ず。



ということで、前回の続きです。


マリア(和音さん)

女性の年齢についてとやかく言うのは失礼な話なのですが
和音さんを初めて写真か何かでお見かけした時に、
実年齢は存じませんが櫻井さんよりちょっとお姉さんぽく見えるなと思ったんですよ。
(もちろん櫻井さんが童顔だっていうのもかなり大きい気がしますけど。)
なので、見に行く前は、トニーよりお姉さんっぽいマリアになるのかな、とか勝手に思ってました。
でも、ブライダルショップシーンで初めて出てきたマリアがすーごく可愛くてビックリでした。
やっぱり芸を志してる人ってすごいんだなと思った(笑)。メイクの効果もあるんでしょうけどね。
ちなみに私には乙葉さんに見えて仕方なかった(笑)。
だからこないだの『笑ってコラえて』はだいぶウケました。
マリアとチノじゃん!みたいな(笑)。

表情に関して言えば白いドレスを鏡の前であててみた時の

やだなーこんな地味なの。でも仕方ないかー。
      ↓
えっ、ウソ、もしかして可愛いんじゃない?これ。
      ↓
素敵~。気に入っちゃったわ~。
      ↓
ありがとう!アニータ!

というのが非常に分かりやすくて良かったなと(笑)。

あとやっぱり声ですよ。マリアが話すとその周りがぱっと華やぐ感じ。
苦労人のお兄さんとかアニータに守られているマリアって、
一幕ではまだそのドレスのように本当に真っ白なんですよね。眩しいぐらいに無垢で。
ちょうどこのシーンに登場したチノがなかなか彼女に近寄れないのはそのせいもあるんだろうな。
普段ジェッツとの抗争だとか肌の色で差別を受けることだとかで
ドロドロした感情に浸りがちなチノにとってマリアは、
救いであり癒しであり、同時に簡単には触れられない清く貴い存在で、
だからこそ彼女を守りたいという気持ちが強いのではないかと思います。
そんな『マリア』をあれだけ表現できる彼女の声は実に素晴らしかった。

まあでも何よりも歌ですよ。
歌にはかなり定評がある方だというのは聞いていましたが、
大抵そういう前評判がある時ってアマノジャクな私としては
非常に期待外れで終わることが多いんです(笑)。
でも、『Tonight』で第一声を聴いた時、
自分の肌がざわめくのをはっきり感じました。これは納得。
デュエット部分でも先に歌ってる櫻井さんの音程が怪しくても、
彼女の歌い出しでパーンと見事な程に修正されるのは流石でした。
何か和音さんが引っ張り上げてるんですよね。それも大したパワーを使っている風でもなく。
こういうことって中々ないんだけど、もっとずっと聴いていたいと思わせる歌声でした。
ただ大阪公演の時は流石の彼女もお疲れだったようで、
ちょっと聴いだだけでは分からない程度ではありましたが
高音部分はちょっと気を張らないと、って感じで出してるかなという印象を受けました。
(青山では楽々歌えていた感じだったので…。)
ああ、でも、このメンバー版でCD出たら絶対買うのにな。ムリだけどさ。

でも和音さん出演シーンで1番好きだったのは二幕最初の『I Feel Pretty』です。ダントツで。
マリアが1番幸せで輝いてる時だから余計にそう思えるのかもしれないけれど、すごく魅力的です。
そして、部屋の(こちらから見て)右の方で踊っている時の和音さんの表情が
すごくキリッとしてていいんですよ。プロだなって感じがしました。

それから終盤に近づくにつれ、マリアがどんどん大人の女に変貌していく様子がいいですね。
女の対決シーンとか(こちらはアニータさんの方で書こうと思ってますけど)。
あとチノとの絡み話ばかりで申し訳ないんですけど(笑)、
最後の「あと何発残ってるの?」とかのやりとりのところ。
マリアの方が完全に大人というか、強い。
多分チノはさっきも書きましたが一幕では、
マリアのことを守ってあげたいという気持ちが強かったように思ったのだけど、
1番最初にそれが崩れたのが決闘報告に行って彼女に裏切られた時かなって。
怒りだとか嫉妬だとかも大きかったでしょうけど、
無垢だと思っていたマリアが愛を知って、
自分の知らない手の届かない人になってしまったと悟ったショックは
相当大きかったんじゃないでしょうか。
この時点で逆転したのだと思う。女の子は成長早いですしね…(笑)。

そして最後の場面ではそれが決定的になっている。
チノがブルブル震えてるのもね、
殺人なんていうとんでもないことをしてしまったパニックとか
それによって愛するマリアを敵に回してしまった
(というのとも違うんだけど永遠に決別することになってしまうというような)絶望感とかの他に、
すっかり大人の女になったマリアへの恐怖心みたいなものもあるのかなと思ったんです。

あの~、この辺完全に私の妄想入ってますので(笑)、
和音さんや風間さんがその辺意図に入れて演じていらっしゃったかは存じませんが。

って、何か和音さんの話というより
ほとんどマリアについての考察みたいになってしまいましたが(ゴメンナサイ)、
それだけこのキャストの中でも1番役に近づいて演じられていた方だということだと思います。


アニータ(天勢さん)

何か、マリアと2人並んでいるとまるで乙葉とオセロの中島さんみたいに見えました。
立見とかで遠かったからどうしても…。
……スミマセン、ここからは真面目に(笑)。
そして前半は『America』話もあってかなり点が辛いです…。
後半上げ目なのでイヤな方は飛ばして読んで下さい。ゴメンナサイ。


で、アニータっていうとやっぱり1番楽しみにしていたのが『America』でした。
この日記でも度々書いたことありますけどすごい好きなんです、この曲。
『WEST SIDE STORY』の中でとかいうレベルじゃなくて
これまでの人生で聴いたことがあるあらゆる曲の中でも屈指っていうぐらいに(笑)。
だから、率直に書いてしまうと、全然迫力が足りませんでした。残念だった。
ひょっとしたら私がこれから書く感想が偏っているだけで、
そこまでパワーを出さなくていいって演出だったのかもしれませんが。うーん。
夏がどうだったか知らないので何ともいいようがない。

さて『America』ですが。いい曲だと思ってはいたものの
曲だけ知っててWSS自体は見たことなかったのでつい最近映画を見るまでは
実はどういうシーンで歌われるかも知らなかったぐらいなのですが、←え?

とにかく明るくて希望に満ちていてワクワクして血が騒ぐっていうか、
こちらまで歌い踊り出したくなるようなところが好きだったんです。
で、実際今回具体的なストーリーを知ってから聴いてみると、
アメリカへやってきてまで差別される自分たちを憂いながらも、
新天地『America』への期待を抱かずにいられないプエルトリカンの、
切ないぐらいの憧れだとか希望だとかいうものが、
陽気なラテンのリズムに乗ってパワー全開今まさにはちきれんばかり

な楽曲だったんだなって思ったんですよね。すごいなバーンスタインって。

それがね、何かそこまで感じられなくて。
このナンバーに移る前に、ベルナルドたちとの会話があるので、
差別で抑圧された感情が彼女たちにあるというのは分かったし、
アメリカに来れて嬉しいって気持ちも伝わってきました。
でもなあ、圧倒的なパワーや熱さが足りないんですよ。
舞台版は女子だけですが、女の底力というか逞しさみたいなものが。
もっと前に来て!って言いたくなるんです。
何だか客席との間に透明な壁があるみたい。

これはきっと天勢さんだけに原因があるのではないと思うので、
(彼女のメインナンバーだったからここに書いただけですしね。)
この場面での彼女についてのみ言ったら私は歌声がちょっと…。
他の場面ではそんなことなかったから
この曲だけそういう歌い方の指示があったんだろうけど、
変に甲高い歌声がツラかったです。単なる好みですけど。
どうしてもそういう歌い方じゃなきゃダメだったのかな。
先に「プエ~ルトリ~コ~♪」と歌っていらした方(宮さん?)はそうでもなかったので、
天勢さんも他の場面と同じような歌声でもいいんじゃないかと思うけど。
やっぱ好みの問題だから仕方ないのかなあ。

ただ、あれだけ華奢な体であんなに歌って踊ってパワーまで感じさせろって言ったら、
相当難しいであろうこともよく分かるので
(ダンスは特に。雑誌でご本人も仰ってましたし)、
毎日あれだけのものをこなされていたのには
素直にお疲れ様でした、と敬意を表したいです。


それからここからは多分、私の勝手なアニータ役のイメージから来る押しつけで、
実際の演出とは違うのかもしれないのだけれど、
自分の感想として敢えて書いてみると、
嘲りの場面でもっと悲痛さが出ると説得力あったかなということ。
見てる側は気分的にはツライですけど、
争いから生まれる悲劇へのやりきれなさみたいなものがあればこその話だと思うので。
あとは、アニータの「肝っ玉カアちゃん的懐の深さ」があるともっと良かった。
何でも来い!アタシが受け止めてやるよ!みたいな(笑)。
天勢さんのアニータはいい姉貴分だな~って思うんだけど、
それでは特にアニータではなくてもいいような気がしてしまうので…。
以上、単なる個人的好みで語ってみました。ゴメンナサイ…。

アニータのシーンで良かったのは、
ブライダルショップでトニーとマリアが密会しようというところに立ち会ってしまい、
誰にも言わないでと頼まれて「15フィート上空のことなんて伝えようがないわ」という所。
懐の深いお姉さんといった様子がよく表れていてこちらは毎回楽しみにしていました。

そして何と言っても女の対決シーン(笑)。
ここ、マリアもすごい気迫なんですよ。
全身から、「あたし絶対1歩も退かないわ!」というすごい迫力を感じて。
頑として譲らないですもんね。
ダンスパーティーの時には大人しくお兄さんに従って帰ってたけど、
この時期のマリアならあのベルナルドにだって折れないだろうと思う。

どうしてアニータがマリアの自分勝手とも思えるような無謀な頼みを聞き入れたのか
理解できないという人もいらっしゃるようですが、冷静な目で見たらやはりそうですよね。
私も見に行く前はそう思ってました。マリアってただの迷惑な女じゃん!って。
でも、あんな迫力の人、目の前にしたらつい、首を縦に振っちゃうかも(笑)。
それだけじゃ普通の人なら断ることもあるでしょうけど、
恋人を亡くしたばかりでしかも人を愛する気持ちがよく分かっているアニータだったら、
妹のように可愛がってるマリアにあんな悲痛に恋心を訴えられたら、受け入れざるを得ないと思う。

それが見て伝わってきたのが天勢アニータの1番良かったところだと思います。
この場面は声量あるマリアの迫力に押されてしまうのでは
とちょっと心配だったりしましたが全然そんなことはありませんでしたしね。

そして男役から転向されたことが関係あるのか分かりませんけど
立ち姿が凛としていて見とれることがありました。
アニータ役に関しては自分の理想が強過ぎたのでいろいろと書いてはしまいましたが
天勢さんの上品で妖艶で優しいお姉さんのアニータ、素敵だったと思います。


ベイビージョン(東新さん)

本来ならAラブが先でしょうけど、まあ年功序列ということで(笑)。
実は今回のWSS見て、
「ああ、風間が出てないからなんて我慢せずに夏のも観ておけば良かった…」
と思ったんです。悪い意味ではなくてどうカラーが違うのか見比べてみたかった。
だから、今回東新さんだけが夏に引き続き同じ役ってことだったので、
この人の夏バージョンは特に観てみたかったなあと。
違うメンバーの中で同じベイビージョンという役をやるにあたって
東新さんがどういうふうに演じ方を変えていたのかがとても気になりました。
まあ観れない今となっては気にしても仕方のないことなんですけどね。つくづく残念。

『SHOCK』とか『金八』とか『渡鬼』とかで、
私は結構東新さんの演技って観ている方だと思うのですが、
今回1番新発見だったのは演技よりもむしろでした。
自分でもビックリだったんですけど(笑)。
少クラなんかでも歌っていたはずなのに、
東新さんにはこれまであんまり歌ってるイメージがなかったんで、
『Gee, Officer Krupke』でちょこっと聴いて、
あれ、なかなかに素敵な歌声じゃありませんか!とトキメキました(笑)。
かのは何といっても声フェチですのでね。イヒヒ。
声量はあんまりないんだけどでもちゃんと聞こえてくる感じなんですよ。

しかし最初ベイビージョンが出てきた時には
その色の白さに思わず身を乗り出しそうでした。
もともと色が白い人だと思いますけど、あれ、何か塗ってますよね?
どうしよう、何も塗ってなかったら…(笑)。

それから年少役をあの歳であれだけ違和感なくできる人ってすごいなと。
もし私にジャニの知識がなければ絶対、翔央くんより年上だとは思わなかったでしょうから。
風間さんも『SHOCK』のシュンスケ役がそれ系ではありましたけど、
あの人はやはり歳のせいもあったけど
だいぶ ちょっと無理を感じるところもないわけではなかったからなあ…(笑)。
(いえ、カワいかったですけどね、そりゃ。もう。)

東新さんに話を戻すとリフとベルナルドが死んでしまった後でA-ラブと会話するシーン。
A-ラブが来るまでブルブル震えてるんですけど
その震え方が妙にウマいなと思いました(笑)。

でも『金八6』の頃からすると着実にステップアップしてるのが分かって
担当ではないのですが昔から見ていることもあって、何となくシミジミして帰ってきました。
あと、あの大きな瞳はやっぱりすごい武器かもしれません。


アクション(山下さん)

かなり楽しみにしていました。未知の領域だ!と思って(笑)。
ヤヤヤに関してはあまり詳しくなかったのですがスタバイを観たお友達から
翔央はなかなかいい、というお話を伺っていたので。

でもですね、翔央くんは私の中ではいまだに
「かなり小さい子」というイメージがあったので、出てきた時にはかなりビックリしましたね(笑)。
そうか、そういえばもう高1だったんだっけ…(笑)。

翔央くんについて強く感じたのはとにかく舞台度胸がある人だなあということでしょうか。
舞台開幕前にいろいろ出ていた雑誌を読んだ限りでは、
「頑張るぞ」とか、「楽しみ!」とかいうよりは「とにかく不安でどうしよう」という感じだったので、
正直大丈夫かなあと心配していたりしていたんですよ。
彼にとったら嵐は大先輩だし、Jr.の先輩たちも舞台経験豊富な人達ばかりだし、
外部の人たちは言うまでもなく舞台技術の高い方々ですから
相当プレッシャーだったはずですしね、それが分かるだけに。

だけど実際に見てみたら、そんなことは感じさせないぐらい堂々としていて。
東新さんの見た目とお芝居に因るところももちろんありますが、
実際の2人の年齢差を知ってても、ちゃんとベイビージョンより年上に見えましたしね。
客席の方角を見つめる視線の強さとか
二の腕の逞しさ(ひょっとしたら風間の腕よりも見てたかも(笑)。)
にはかなりヨロヨロしました(笑)。
なのに、話す声が割と低い人の気がするのに
歌声とか可愛らしいですしね。ぽよーん。←意識が飛んだらしい

ただ、A-ラブに関しては「かたち」は出来ていても
「A-ラブその人」というのはまだあまり見えてこなかったように感じました。
この辺りはこれから演技経験を積んで培っていくことのような気がしますが…。
でも、個人的には舞台向きな人だなという印象だったので、
これからがとても楽しみな人だと思います。


=オケピ編=

前から何度も書いていますが、
バーンスタインはかなり好きな作曲家の1人でして、
本当は『キャンディード』のが好きだけど
WSSでいえば『America』なんかはもう大好きですし、
CDとかテレビとかで聴いてるそういった曲が
今回は生オケで聴けるということでもうすんごい期待していきました。

だけど、いや、だからなのか、1の時は、もうすごいガッカリして帰ってきました。
ガッカリっていうか、正直怒りを覚えるぐらいグダグダでしたね…。
オケピというのは舞台を効果的に盛り上げるのがそのお役目であって、
最低限、舞台上の世界を邪魔してはいけないものだと思うんですけど、
私はオケに何度も舞台外の現実に引き戻されているような気がしました……(泣)。

全体的な話からいったら、確かに正統派クラシックというのでなくミュージカル音楽なので
多少崩して演奏するのはアリ、というかむしろ性質上合っているとさえ思います。
でも、「崩した感じ」にやるのと「雑(というかいい加減)」にやるのとでは全然違う。
バラバラバラバラしてるし決め所は決まらないし、
パーカッションもちんたらしてるというか重いから全然ノれない。
(「そんな『America』はイヤだ」とすら思いました。)
こんなにいい曲揃いなのにどうしてそんなにつまらなさそうにやってんだろう。

あと、全パートの中でとりわけTpが非常にヤバかったんですけど、
私が観に行ったこの回はよりにもよって『Somewhere』の静かな部分のソロの途中で
音が出ずに「プスッ」とか外しちゃって(ツバでもつまってたんだろうか)、
そこで白い世界から一瞬で引きずり戻されましたよ……。
そこは1番外してはいけないところだったのではありませんか。

一緒に行った相方がチェロ弾きなのですが彼女も同じような感想で、
(私は弦パートに関してはあまり分かりませんがいろいろ不満があった模様)
あまりそっちの方には資金が回せなかったのだろうか、
むしろそっちにもうちょっと回して欲しかったよね…
とか新幹線の中では失礼ですが、そういう話をしていました。

で、2回目。この時は、「あ、前ほどひどくない」と思いました。
メンバーが変わったのかなと立見席からぐっと覗いてみましたがそうでもないみたいで。
何があったのか不思議です。でも特にパーカッションのノリが良くなっていました。
音も適所適所当てていてハッキリしていたので
叩く道具(ティンパニーのマレットとか)でも変えたのかも。分からないけど。
それでも「可もなく不可もない」といった感じ。まずくはないっていう。

そして、大阪。大阪は音響が青山と全然違っていて音が篭って聞こえるせいか、
オケだけ目立って聞こえてくるということがなくて良かったです。
何か青山は舞台上の音は舞台上の音、オケはオケ、って別個に聞こえてきたような感じで、
あまり一体感を感じなかったんですよね。だから余計に気になったのかもしれませんが。
それがいい具合にオケが溶けこんでいるように聞こえてくるので音響はこちらの方が好みでした。
上演中もほとんどオケのことは気になりませんでした。一部としてちゃんと聞こえた。
それに多分音響的なことだけでなく、大阪の時期まで来ると
出演者とオケとの間の呼吸が合ってきたというか、対話がなされてきたというのも
混ざり合って聞こえてきた要因ではないかと思います。
最後の観劇で音楽に乗ることができて良かったです。

あと、指揮者の方の挨拶が毎回、頭だけピコンと出てきて可愛かったので、
これには毎回つい笑ってしまいました。

そういえばカーテンコールの時に風間さんがオケピにする拍手も
あそこだけちょっとくだけた感じに手を叩いていて素みたいで良かったなあ(笑)。


=全体感想=

若いキャストで始まる前まではどうなることだろうと不安はありましたが、

観に行ってつくづく良かったです。

もうね、ほんとに初々しくてキラキラしていて、
単純に若いって素晴らしいことだなと思いましたもん(笑)。
メインキャストの内2人の抜擢に対して、
もうちょっと経験積んでからにしたらいいのにという意見もあったようですが、
あれは敢えてほとんど未経験のままで出したかったんだろうと納得です。
みんながこなれていたらあの瑞々しさは出なかったと思いますよ。特にトニー。

でも、若さというのは素晴らしいだけでなく、もどかしいものですよね。
全員に大人の分別がついていたらあんなラストは有り得ませんから。
どうしてそこでそうしちゃうの!? そんなこと言っちゃうの!? 
とイライラすることしきりでした(笑)。
そして『Somewhere』でも表されていたような争いのない平和な世界に
あんなにも憧れていた若者2人があんな末路を辿るのはとても不憫で切ないですよ。
アニタやチノだって多分好き好んであんな憎しみの世界に身を浸していたわけではないのに、
トニーとマリア以上に悲惨な目に合ってしまってそこのところもあまりに理不尽です。

このお話は『ロミオとジュリエット』が元ではあるけれど
ジュリエットは最後はロミオの後を追って死んでしまうのに対して、
マリアはそうせずに強く生きていくところが大きな違いだと思います。
私は個人的には後追いの方が愛を全うしている感が強くて話としては好きですけれど、
(それにその方が悲壮感漂って残された者たちに大きな打撃となると思うんですよね。
 それだけに両家の和解しようという意志も強いものになったわけだし)
女性が強くなった現代劇としてはこれはこれでアリですよね。『タイタニック』もそうだし(笑)。
死んで終わりにするのではなく、
生き残って新たな何かを生み出すことが愛した人への証になる。


そういえば『クラウディア』もそういう話ですよね。
何か去年は風間さん、そういうお仕事に縁があったんでしょうか(笑)。
でもマリアはそれでいいけれど、
アニタとかチノが立ち直る日って来るのかな。
とやっぱり風間ファンとしてはそちらが気になりますね。

それにしても、キャスト感想の東新さんとこでも書いた通り、
これはぜひ夏バージョンも見てみたかったです。
変な意味でなくて、どういうふうな違いがあるのかやっぱり比べてみたかった。
元々興味ある演目だったんだから、風間さん出てなかったからって我慢することなかったなあ
と今になっては思います。DVDも出ないし残念なことをしました。

だけど今回のがすごく楽しめたので良かったです。
風間さんにはまたこっち系のミュージカルとか出演して頂きたいです。
やっぱり担当が歌って踊ってるの観るのは楽しいですから!(笑)←そこか
苦手とか言わないで歌や踊りも頑張ってください(笑)。
その方が役者のお仕事にも幅が出ると思うので……。
がんがん鍛えたら、ええと、ミュージカルも意外とイケると思いますよ。
って、アマイ、かな…?(笑)

それから、今回、風間チノに出会えて本当に良かったです。
キャスト感想のとこで書いてませんが、マリアに裏切られた後の階下での表情、
ああ、私はこういう風間さんの表情の演技が観たかったんだ、と思いましたから。
今後も金が続く限り地獄の果てまでついていこうと決意を新たにしました。←こんなファンやだよ
これからのご活躍、ひたすら楽しみにしています。

って、最後は全然全体感想じゃないし。こんなシメでいいんでしょうか。
うーん、まあ、今回はこれにて。←おい
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