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女王の教室SP。

2006年03月21日 23:31

本編がよかったドラマとか映画って
続編でぐだぐだになることが多いので
SPがあるって聞いた時には正直、
あれで終わっといた方がいいんじゃないのか
とか少々複雑な気持ちだったりしたんですが、杞憂でした。

以下感想ですが、長いです(いつもだけど)。
まとまってから書くとか言ってたくせに
結局ほとんどまとまってないから。ぐだぐだです(笑)。
しかも話が話だけに私にしては珍しく内容的に真面目。
かもしれません...(どっちなんだよ)。

タイトルにエピソード1とか2とか付いていたり、
マヤが白→グレー→黒に変化していったりするのは
まんまスターウォーズだなとは思いましたが(笑)。
そういえば登場する時の曲とかも
ダースベイダーのテーマチックですもんね。
狙ってるわけね...(笑)。

どうだろうなあ、こういう作りだと、

エピソード3→エピソード1→エピソード2って観てきた人
(連ドラ観て今回のSP観た人)
エピソード1→エピソード2(→エピソード3)って観てきた人
(今回のSPで初めて観た人)

この両者では全然違った印象を受けるんじゃないかと思いますが。
連ドラ観てた視聴者の疑問をSPで解決みたいな、
夏に観てくれてた人ありがとうサービス的なものも感じたので(笑)
確かにそれは嬉しかったんだけど、
SPだけ観た人でも楽しめたのかというのはちょっとあるかな...。
エピソード1の方はやや中だるみ感があったような気もしたし。
両日ともにかなり重い内容でしたしね。
(だからこそそういう中でのあの、
 和美と由介の存在にはほっとしましたが(笑)。)

とはいえ。エピソード1のマヤは観てて身につまされました。
一生懸命やっているのに実を結ぶばかりか、
逆にどんどん悪い方へ悪い方へ流れていってしまうのが。
悪気はないのに純粋で一生懸命だからこそ人には疎まれる。
ただそれはやっぱり方向違いの一生懸命さであって、
人のためなんだといいながら実は、
自分が正しいと思うことを人に押しつけているだけ。そして、
自分のことを認めて評価してもらいたい<という隠された顕示欲
(って何か変な日本語だけど)があったわけですね。

本当に子供のためだけを思っているのなら、
黙って見守るべき時は放っておくことだって大切だろうし、
何より自分が認められたいなんていう気持ちはないはずで。
それを池内さんの事件、息子の死、夫との離婚で思い知る。
旦那さんはひどいこと言ってたけれど
彼のあの言葉がなかったらマヤが「目覚める」ことはなかった
んじゃないでしょうか。いい旦那さんだったよ。
生瀬さんだったからってだけじゃなくて(笑)。
だからこそ高校生になった池内さんに対して、

自分がどうして愛されないのか分かる?
あなたは自分が愛されたいばかりで他の誰も愛していないからよ。
そんな人のこと、誰も愛そうとなんて思わない。


というセリフが言えるんですね。はっとしました。
確かにね、池内さんはマヤが好きだったんじゃなくて、
自分のことを「可愛い」と言ってくれたマヤが好きだったんですもんね。

登場人物がそういう気持ちを持っているからこそそういう言動を取る
という裏付けがしっかりしているところが
遊川さんの脚本の素晴らしいところなのではと個人的には思います。
他のはあんまり知りませんが少なくともこのドラマにおいては(笑)。

池内さんに対してはもちろんそれだけで終わらずちゃんと、
いろんなことを学んでいろんな人を愛して愛される人間になりなさい
みたいなことを言ってた時はやっぱり聞き入ってしまいました。
子供をどうしたらいいのかという池内さんの問いに対する答えも、
マヤだったらきっとそう言うだろうなって予想通りのもので(笑)。
まあこれは賛否両論あるでしょうけれども...。マヤにしてみれば、
本当に「池内さんのためだけ」を思って出した結論
なのだというのはよく分かりました。
天海さんの演技に説得力あったのも大きくて。

そしてエピソード2ですが。
やっぱりエピソード1の白マヤは甘過ぎで
観ててちょっとイライラしたので、
このグレーマヤはスキッとしててよい感じでした(笑)。
もう好かれようなんて思うまいって覚悟が滲み出ていて。

好かれようどころか、職場の教師、保護者、子供たちに、
どう思われようが子供のためになることであれば、
それが自分に火の粉が降りかかるようなことであっても、
ためらわずに飛びこんでいこうという強い信念を感じさせました。
だからかエピソード1より2のが先生、綺麗だったよなあ...(笑)。
まあやってるのが天海さんだからそりゃ綺麗ですけど。でもね。

で、先日も熱く語りましたが(笑)、
健ちゃんに状況が激しく似ていた宮内くんとは、
本編でも語られていた通りにだいぶ激しい闘いでした。
どうして人を殺してはいけないか
ということを分からせるために生徒の首を絞める。
普通の教育現場でやったら大問題です。というか殺人未遂で捕まる。
でもまあそこはドラマなので大丈夫でしたが(笑)。
(えらい宮内パパが揉み消したのかもしれないけど。)

ただね、近年、未成年の殺人事件といった暗いニュースが多くて、
殺人をどうしてしてはいけないかということを
実感として分からない子供が増えているのではないか

ということはこのドラマが始まる前にも私自身、
強く感じていたことでした。
まあ子供だけでなくいい年した大人も
何でそんなことで?ってことで人の命を奪ってる事件がありますし、
大人がそんなんだったら子供だってそうなるわなって気もするんですが、
やっぱりね、ちゃんと教える人がいないからなのかなって。

人殺しはいけないよという大人はたくさんいる。でも、
どうしていけないのかをちゃんと説明してる人って、
どのぐらいいるんでしょうか。そんなにいない気がする。
きっとそれは私たち大人の世代だったら、
そんなことは理由を説明するまでもない当たり前のことだから
という認識だからなのだと思います。
それぐらいの善悪が付くのは普通のことで、
人の夢や将来や希望を奪う権利が誰にもない
ってことが分かっているのも普通のこと。

でも今それ、崩れてきてるんでしょうね。そりゃね、
そんなとこから言わなきゃいかんの?と私も思いますよ。だけども、
分からない子供が実際いるのならそれを説明する義務が大人にはある
はずです。言って分からないなら身をもって分からせてでも。
といっても実際やるとなったらなかなか勇気がいることなんだろうけど。

というようなことやゆとり教育ってどうなのよ?とか(笑)
を考えていた時期があって
(子供もいないってのに暇なのか私は。
 逆にいないから考えられるのかな。机上の理論だから。)
その後このドラマが始まったので、
こんな長々と感想書き連ねる程ハマってしまったんですね、きっと(苦笑)。

ええっと話を宮内くんに対するマヤの接し方に戻しますが、
そういう考えだった私からしたら、
ああやって痛みを自分自身の痛みとして実感させるやり方は
アリだったんじゃないかと思いますね。
ただなあ今は、痛くて苦しいのは分かるけど、
自分の痛み苦しみでなければ関係ない
ってタイプもいますからね、困ったことに。
そういう子供はどうしてったらいいかというのも
今後の教育の課題なのかもしれませんね。分からんけど。

だからといってもちろんあれ、
やりっぱなしだったからじゃなくて、
その後宮内くんが学校を去ろうという時に
フォローを入れることができたからこそいい方向にいったんだろうな。
じゃなかったら只のトラウマで終わってしまいそうですし...(笑)。
あそこでちゃんと叱咤激励できたから、
宮内くんも立ち直れたのではないかなと。

健ちゃんと宮内くんは設定こそ激似でしたが、
性格的には割と違いが見られましたし、
何より2人がそこまで私の中でダブらなかったのは多分、
金八先生とマヤの両者に対する接し方が違っていたからなんだろうな。
この違いはうーん、うまく言えませんが、そうだなあ。

金八先生は健次郎に対しては
最初だけ北風で後はずっと太陽だった。
健次郎の真実を知ってからは、
誰から何と言われようとずっと彼の味方で居続けた。
それが健次郎の心をゆっくり溶かしていった。
そして子犬健次郎が生まれた(笑)。←おい

だけどマヤは宮内くんの事情を知ってからも
ずっと北風でぎりぎり最後にだけ太陽だった(笑)。
そうね。続に言うツ○デレってヤツ...なのかな...(笑)。
これで急激に溶かされたんだろうね、宮内くん...。

っていうかね、宮内くんの件だけでなく、
先ほど書いた池内さんの妊娠中絶の話についてもね、
金八先生の雪乃さんへの答えと全然違ってるんですよね。
ここまでくるともしかして
わざと同じテーマ出してんじゃないか
って気もするんですけど(笑)。ただそれは挑戦的な意味ではなくて、
こういう答えもあるけどどうよ?っていう問題提起
なのではないのかなと自分では勝手に思っています。ええ、勝手に。

もちろんどっちのやり方がいいなんて野暮なことは申しません。
やり方は違うけど共通しているのは2人ともが
生徒のためだけを心から思っているということ。
そういう意味では私にとっては先生ものとしては
やっぱりどっちも名作です。

ってことで、学園ものなら
『熱中時代』『うちの子に限って』『金八5』『女王の教室』
が私の中では印象に残っている名作(誰も聞いてません)。

あと気になったのはいじめ問題でしたね。
私も経験あるのですがああいう場合、
後になってみると首謀者よりも傍観者のが気持ち悪いです。
気分が悪いんじゃなくて、気持ちが悪い。
自分の子供にはああいうにやにや笑ってるだけの子にはなって欲しくないな。
そしていじめってやっぱなくならないものだと思うから、
マヤが言うように踏まれてもくじけない強さか、
問題解決できる強さを持てるようになるしかないのかもしれません。

それにしても本編でマヤがいろんな人に言っていたことは、
全部エピソード1・2で自分がいろんな人から言われたこと、
それについて考えてまた自分が人に言ったことなどと
きっちりリンクしていたんですね。
あれだけ練られている脚本ですから、
当初からある程度の設定があったにしても、
今回のその他の伏線の回収っぷりも実に見事でした。脱帽。

こうなるとまた本編が観たくなってきます。うん、金八5もね...(笑)。
女王自体はこれで終わっちゃうのかな。
SPがこれだけいいのならまた観てみたい気もするのだけど。
でももうネタがないのか...。

そういや宮内くん、ボールペン取りに来なかったんだなあ。
なんでだろう。何気に気になったんだよなあ、あれ...。
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コメント

  1. yu-mo | URL | -

    お疲れ様でしたー。とっても興味深く読ませていただきました。
    私自身子育てを始めた頃、学校や会社でのように明確な評価が出ない世界で自分の存在価値に不安を感じたことが多分にあったので、マヤが翔君に対してあのように接してしまった気持ちも痛いほど分かったのです。
    私には色々耳が痛いドラマではありましたが、開き直らず真摯に受け止めたいと思います。
    あと、私も宮内君がボールペンを受け取りに来るところを見たかったです。でも、それはまだまだ先のことなのかもしれませんね。

  2. かの | URL | pHFgDScA

    こちらで何ですが、お加減はいかがですか?人間の体って寒さに結構弱いものですからね...。まだまだ気温も安定しなさそうですし、あったかくしてどうぞ無理をなさらないようにして下さいね。だけど旦那様のお話で、前に友達が「旦那のが4時間も早く帰ってたくせに私が残業終わって帰ってきたら『御飯まだー?』とか言われて切れそうになった」と愚痴ってたのを何か思い出しました...(笑)。男の人ってダメですね(by某CMの原沙知絵さん)。

    そしてこんな長くてぐだぐだなの読んで頂きましてありがとうございますー。ずっとおうちでお子さんと2人という日が続くとやっぱりそうみたいですね。私の友達もここ数年で出産した子が多いんですけど、yu-moさんが仰ってるのと同じようなことをよく聞きます。...飲み会とかで(笑)。マヤは職場で評価されなかったからこそ余計にだったんでしょうね...、切ないなあ。

    本編もぐさっと来る言葉が多かったですが私もこのSP、いい年して結構身にこたえるマヤの言葉がいくつかありました(苦笑)。私も頑張って日々「目覚めて」いこうと思います、ハイ(笑)。宮内くんのボールペンはそうか、これから来るってこともあるかもしれないんですよね。でも彼が今の黒マヤに会ったら、うーん、どう思うんだろうなあ...。

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